首位はドーコン５９億円／受注総額３９０億円 発注者支援除く／開発局 ６月末委託業者別実績

　開発局所管発注業務における２０２５年度６月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は本局と１０開建で１６６件、５９億３５２１万円を受注した（株）ドーコン（札幌）。受注総額は、前年度と比較して０.５％減の３９０億２６００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２４年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は年割せずに発注ベースで集計している。設計ＪＶは分担額を計上。本局営繕部発注分は除く。
　受注業者数は１１社減の２０７社。１社当たりの平均受注額は、４.８％増の１億８８５３万円となっている。
　首位はドーコン。２位以下は５５件、２２億９５１４万円の（株）構研エンジニアリング（札幌）、４３件、１５億５９８５万円の（株）北開水工コンサルタント（帯広）などと続いている。
　前年度同期に上位３０位圏外だった日本データーサービス（株）（札幌）は１４位、北王コンサルタント（株）（帯広）は２８位、（株）アサヒ建設コンサルタント（旭川）は３０位に順位を伸ばした。
　受注額が増加したのは皆増を含め１３６社、皆増を除き受注額が２倍以上になったのは２４社に。１０億円以上を受注したのは１社増の７社、５億円以上は５社増の１９社、３億円以上は同数の３５社、１億円以上は６社減の６９社だった。