工事 １０億円以上１２社／委託 ５億円以上２０社／２４年度建管執行分業者別受注実績

　道建設部は、建管執行分の２０２４年度業者別受注実績をまとめた。工事をみると、１０億円以上を受注した業者は前年度から３社増の１２社、５億円以上は４社増の５５社。上位３０社は全て道内業者だった。一方、委託業務で５億円以上を受注した業者は１社増の２０社に上っている。

　工事の受注総額は、前年度比１.１％増の１３１２億６２８３万円。金額にして１４億４５５６万円上回った。総受注業者は１５社減の８３７社となった。
　上位業者をみると、首位は日本高圧コンクリート（株）（札幌）で、１５億１８６１万円を受注。２位は萩原建設工業（株）（帯広）で１４億４９０７万円、３位は伊藤組土建（株）（札幌）で１２億６９３０万円と続いている。
　委託業務は、前年度比３.６％増の４１９億７４１万円を受注。金額にして１４億６７８８万円上回った。総受注業者は４社増の３３８社となっている。
　業者別では、（株）開発調査研究所（札幌）が１７億２７５９万円を受注して首位に。２位以下は、（株）シー・イー・サービス（札幌）が１７億２１４５万円、（株）ドーコン（札幌）が１６億６３２５万円などと続いた。工事と同様、上位３０社は全て道内業者だった。
【集計方法】
　道建設部が消費税込みの契約ベースで集計。昨年４月１日からことし３月３１日までの発注について、設計変更を含む全体契約額でまとめた。JVでの受注は、出資比率に応じて各社に合算。合併などによって営業の移転があった場合は、２５年６月現在の移転後の業者実績として計上している。