開発局 ２３年度優良工事等表彰受賞者が決定

　開発局の２３年度優良工事等表彰受賞者が決まった。局長表彰では、工事で２４件が対象となり、田中組や伊藤組土建など２２社２ＪＶの計２６社が受賞。業務は２４件で、重複を除き開発工営社など２１社が受賞した。各社の技術者も対象で、計５０人が栄誉に輝いた。営繕・開建部長表彰は、工事が７６件で６７社９ＪＶ、重複を除き８２社が受賞。業務は７４件で、重複を除き４３社が選ばれた。局長表彰の表彰式は、きょう２０日午後２時３０分から札幌第１合同庁舎で行われる。部長表彰の表彰式は、あす２１日以降、順次行われる。 　２２年度に完成した工事１,６１９件、業務２,４５４件を対象に選考。 （１）成績優秀 （２）困難な施工 （３）創意工夫等 （４）安全対策 （５）環境対策 （６）その他 ―の６項目を観点に、厳正な審査を経て決定した。 　昨年度から表彰枠の拡大など、より多くの業者が受賞できる方向で表彰規程を改定。工事の表彰枠は全体の６％程度、業務は４％程度とし、このうち局長表彰はそれぞれ１.５％程度、１％程度とした。工事は、局長表彰が前年度より１１件少ないものの、部長表彰は２０件増加。全体では９件増となった。業務は局長表彰が４件増、部長表彰が３９件増と、全体では４３件の大幅増となった。 　局長表彰のうち、工事では山田組が４年連続、北土建設、伊藤組土建、宮坂建設工業が２年連続で受賞。複数工事でのダブル受賞はなかった。 　一方、業務では、建設技術研究所、構研エンジニアリング、日本工営の３社が複数業務でダブル受賞。連続表彰は、開発工営社が５年連続、構研エンジニアリング、北日本港湾コンサルタントが３年連続、フロンティア技研、アルファ水工コンサルタンツ、パシフィックコンサルタンツが２年連続となった。