道内市町村の２３年度公共事業等施行計画　繰越含め２８９５億円

　道内市町村の２３年度当初予算に基づく公共事業等施行計画がまとまった。全道の予算総額は、２２年度からの繰越予算を含め２,８９５億６００万円。内訳は補助事業が１,５４３億６,４００万円、単独事業が１,３５１億４,２００万円となっている。このうち第１.４半期に、全体の５３.２％に当たる１,５３９億７,５００万円を予定。第２.４半期には９４８億６,１００万円の執行を計画しており、上期までに８６％の発注を見込んでいる。 　札幌市を除く道内市町村の２３年度当初予算計上分および繰越予算分の公共事業等施行計画について、振興局別に集計したもの。 　振興局別の予算額をみると、上川が最も多く４９億７,９００万円。以下、オホーツクが３６１億３００万円、十勝が３３８億２,７００万円、空知が２９６億３,２００万円などと続く。 　全道合計の予算額における項目別予算では、学校・病院が５６２億１,０００万円、道路が５３０億２,４００万円、下水道・公園が３６４億６,１００万円などとなっている。 　４半期ごとの施行計画をみると、全道では第１.４半期に５３.２％に当たる１,５３９億７,５００万円、第２.４半期に３２.８％に当たる９４８億６,１００万円の執行を計画。上期までに８６％を執行する予定だ。 　上期の執行計画を振興局別にみると、宗谷が９１.２％で最も高く、次いで十勝が９１.２％、空知が８９.４％、オホーツクが８８.８％となっている。