建管執行分の本年度工事請負費 ３.３％減の１１８９億円

　道建設部は、建管執行分の本年度工事費予算額をまとめた。５％執行留保後の当初予算に、道州制北海道地域連携モデル事業および２定補正分を加えた現計予算で、公共・単独を合わせたもの。総額は１,１８９億４,９００万円で、前年度同期と比較して３.３％の減。金額にして４０億４,４００万円下回った。建管別では、札幌が２４８億９００万円、函館が１６３億８,４００万円など。網走の１０.８％増を筆頭に、４建管が前年度同期を上回った。 　長期国債、翌債、災害復旧Ｂ工事などの債務負担行為は２３年度支払分、２２年度ゼロ国債・道債は、前払分を除く６割相当額を計上した支払ベースで整理。本年度は当初予算が骨格編成のため、肉付補正後に道州制モデル事業費も含めた状態で集計した。 　前年度同期との比較では、震災の復興財源確保による公共事業の５％執行留保などによって、全道で３.３％の減。建管別では、網走が唯一,２桁台の増額となる１０.８％増。このほか、稚内が７.６％増、留萌５.９％増、旭川０.９％増と４建管が前年度同期を上回った。 　予算額では、札幌が２４８億９００万円で最多。以下、函館が１６３億８,４００万円、網走１３９億５,９００万円、室蘭１２７億１,１００万円などと続く。