建管の２２年度委託業務発注実績 総額は６.４％減の３０７億円

　道建設部は、２２年度建管発注委託業務における建管別・業種別の発注実績を取りまとめた。全建管合わせた発注総額は、前年度比６.４％減の３７億５００万円。金額にして２０億９,６００万円下回ったが、２年連続で３００億円台を確保した。件数は５,６９５件で１４３件下回った。建管別では、留萌の３５.１％増を筆頭に、３建管が前年度を上回る発注額に。業種別では、土木設計が１４６億３,３００万円で、全体の４７.７％を占めている。 　建管別に前年度との比較をみると、留萌が３５.１％増と唯一,２桁台の伸び率に。これに６％増の稚内、２.９％増の網走を加えた３建管が増額となった。一方、旭川が１９.７％減、室蘭１３.９％減、帯広１２.５％減と、３建管で２桁台の落ち込みとなった。 　業種別では、２,２０５件を発注した土木設計が、全体の４７.７％に当たる１４６億３,３００万円で最多。以下、技術資料作成が１,７９４件で２３.３％の７１億６,２００万円、測量が７５５件で１１.４％の３４億９,７００万円、その他が５５８件で９.７％の２９億６,４００万円などと続いている。 　土木設計の建管別発注額をみると、最多は札幌の２６億８,３００万円。このほか、函館が２１億５,６００万円、網走１９億９,０００万円、旭川１５億６,４００万円などと続き、留萌、稚内、帯広の３建管を除く７建管で十億円以上の発注額となった。前年度との比較では、留萌が４８.９％増と唯一,増額となっている。