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3~5億 1080点に引上げ/JV3社目は960点/道建設部 一般土木客観点要件

2021/03/16付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、2021年度から適用する一般競争入札参加資格に必要な客観的要素の評定数値を決定した。一般土木をみると、予定価格3億円以上5億円未満の制限付一般競争入札において、単体と特定JVの代表者を含む2社の構成員の評定数値を10点引き上げ1080点に変更。WTO対象条件付一般競争入札および予定価格5億円以上の制限付一般競争入札は前回の評定数値を維持し、単体と特定JVの代表者に1100点、特定JVの代表者以外の構成員に1000点を求める。鋼橋上部では、経営事項審査(=経審)の鋼構造物に対する総合評定値(=P点)を求める方式を継続する。
 道は09・10年度、特定JVなどの運用基準の見直しに伴い、予定価格が3億円以上の工事を対象に入札参加に要する客観点の要件を設定。11・12年度からは、5億円以上の工事に関しても要件を設定し、区分を一枠追加して現行の3区分とした。WTO対象工事では、特定JVの全構成員に同一の客観点を求めていたが、代表者や構成員に求める評定数値を細分化している。
 21年度に向けては、すべての工種で客観点の要件を変更。一般土木では、予定価格3億円以上5億円未満の制限付一般競争入札において、単体と特定JVの代表者を含む2社の評定数値を10点引き上げ1080点とした。構成員が3社の場合は、3社目を20点引き上げ960点を求めることとした。
 建築をみると、予定価格5億円以上の制限付一般競争入札に関し、特定JVの代表者以外の構成員の評定数値を10点引き上げ920点と設定。予定価格3億円以上5億円未満の制限付一般競争入札における単体と特定JVの代表者を含む2社の構成員は、10点引き上げ920点を求める。
 鋼橋上部は、経審における鋼構造物に対するP点を求める方法を継続。すべての区分を同じ設定とし、単体と特定JVの代表者を20点引き上げた940点、特定JVの代表者以外の構成員を10点引き下げた860点に変更した。

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