加点は受注者希望型のみ／遠隔臨場の生産性向上チャレンジ／開発局 ２１年度完了工事から適用

　開発局所管工事の遠隔臨場で、生産性向上チャレンジにおける工事成績の加点評価は、受注者希望型のみを対象とすることが見込まれている。２０２１年度完了工事から適用する。
　国土交通省における２１年度遠隔臨場方針をみると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や、受発注者双方に効果が見込まれる場合などに、発注者指定型を試行するとしている。これらの条件に該当せず、受注者から遠隔臨場実施の希望がある場合は、受注者希望型で試行することを可能としている。
　一方で、開発局では、全工事を対象に生産性向上チャレンジ工事を試行。生産性向上に資する取組を実施した場合に工事成績で評価するとしている。施工計画書に取組内容の記載と実施、期待される効果の定量的な確認方法を記載した場合に１点、さらに定量的な効果を具体的に確認できた場合に２点を加点している。
　遠隔臨場については、受注者希望型のみ生産性向上チャレンジにおける工事成績の加点評価の対象とすることが見込まれている。２１年度完了工事から適用する。