１１.５％減の３６２３億円／１５ヵ月ベース ４８２７億／２１年度当初予算に基づく開建執行額

　２０２１年度当初予算に基づく開建執行額がまとまった。総額は、前年度当初比で１１.５％減の３６２２億７４００万円を計上。２０年度第３次補正予算を含めた１５ヵ月予算ベースでみると、０.４％増の４８２７億３９００万円。２１年度予算対象工事・業務などを盛り込んだ発注見通しは、４月１日付で公表する。

　２１年度は、１９・２０年度当初予算で計上された臨時・特別の措置がなくなったことから、当初予算ベースでみると、全開建で前年度を下回った。
　当初予算ベースの開建別予算額をみると、札幌は１４.６％減の１０３８億１０００万円、旭川は３.５％減の４１４億７４００万円、室蘭は１７.６％減の４１２億８１００万円を計上している。
　 臨時・特別の措置がなくなった一方で、２０年度第３次補正予算が大規模となったことから、１５ヵ月予算ベースでみると、０.４％増の４８２７億３９００万円に。開建別にみると、札幌は１.７％減の１３７３億５４００万円、旭川は２.３％増の５６４億３６００万円、室蘭は７％減の５３３億１９００万円となっている。伸び率をみると、帯広は１３.３％増の３８２億４１００万円、小樽は１０.８％増の３９８億４２００万円と大幅増となっている。