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客観性向上へ評価項目設定/生産性、先進性など明確化/i―Con奨励賞の選考基準改定 ー 開発局

2021/03/29付 DOTSU-NET NEWS
 開発局は、i―Con奨励賞における選考基準を改定した。総合評価落札方式で加点することなどから、客観性をより一層高めるため、取組の評価に関する項目を設定。生産性向上、先進性、波及性などに関する評価する内容を詳細に示し明確化した。取組を新たな選考基準と照らし合わせ、総合的に考慮し対象企業を選定する。21年度表彰から適用する。新たな選考基準を盛り込んだ事務取扱要領は、きょう29日に開発局ホームページで公表する予定。

 開発局は、建設現場における生産性向上に優れた取組を表彰し、i―Construction導入に向けた意欲向上を図ることを目的に、20年度にi―Con奨励賞を創設した。初年度は、工事10件、業務2件の合計12件を表彰した。
 生産性向上に資するi―Constructionのさらなる普及を図る観点から、21年度からはi―Con奨励賞の表彰枠を拡大するとともに、総合評価落札方式で加点する。
 総合評価落札方式で加点することなどを踏まえ、選考基準の客観性を一層高めるため、選定に当たって取組を評価する項目を明示。評価項目は、「生産性向上に資する有効性が認められる取組」「技術の向上や新たな取組に努め、先進性が認められる取組」「他の模範として波及性が認められる取組」「困難な条件を克服して、生産性向上に資したと認められる取組」「特に顕著な効果が認められる取組」とし、各項目に基づく具体的な評価の内容を別表で詳細に記した。
 「生産性向上に資する有効性が認められる取組」では、作業性・安全性の向上にかかわり、ICTを活用した安全訓練の実施などを明記。施工管理・工程管理の効率化については、施工管理アプリ、タブレット、ウェブカメラ(施工機械、現場俯瞰)等のICT技術の活用などデジタル技術等を活用した有効性などを評価することなどを示している。
 評価内容などを盛り込んだ事務取扱要領は、きょう29日に開発局ホームページで公表する予定としている。

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