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21年度は3337ha/面積過去最大 空知が4割占める/国営・道営 農地夏期施工実施計画

2021/03/29付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、通年施行制度を活用して行う農地夏期施工の2021年度実施計画をまとめた。国営分も含め、103地区、3337.1ヘクタールを計画。前年度実績と比べ、地区数は4地区下回るものの、促進費交付対象面積は過去最高を更新する見通しとなっている。内訳は、国営が18地区、1796.9ヘクタール、道営が85地区、1540.2ヘクタール。振興局管内別にみると、空知が最多の53地区、1425.7ヘクタールで、全体の4割超を占める見通しだ。
 通年施行制度は、担い手への農地集積率に応じて交付される促進費を夏期施工の調整経費として活用するもの。施工業者は効率的・計画的な施工機械の運用や工程管理、農家は計画的な営農、発注者は計画的な事業進捗を図ることができる。
 制度は14年度に創設したものだが、施工条件の良い夏場の工事が実現されるため、地元農家や施工業者も「仕上がりが良い」「効率的な工事が可能となる」などと高く評価。地元からは夏期施工の実施を要望する声が増えており、21年度も前年度実績を上回る実施計画を掲げた。
 現時点では、国営分も含め、103地区、3337.1ヘクタールを計画。事業別の内訳は、国営がすべて農地再編で18地区、1796.9ヘクタール、道営が経営体で79地区、1472ヘクタール、畑総で2地区、32ヘクタール、中山間で4地区、37ヘクタールとなっている。
 促進費交付対象面積は、空知、石狩、後志、上川、留萌、宗谷、オホーツク、釧路の8管内が前年度実績を上回る見通し。最も増加幅が大きいのは釧路で、161.6ヘクタールを計画している。

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客観性向上へ評価項目設定/生産性、先進性など明確化/i―Con奨励賞の選考基準改定 ー 開発局

2021-03-29付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、i―Con奨励賞における選考基準を改定した。総合評価落札方式で加点することなどから、客観性をより一層高めるため、取組の評価に関する項目を設定。生産性向上、先進性、波及性などに関する評価する内容を詳細に示し明確化した。取組を新たな...

7開建で部長交代/事業振興部長に坂場氏/開発局 4月1日付人事異動内定

2021-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は、4月1日付人事異動を内定した。開発局関係をみると、札幌、函館、小樽、旭川、室蘭、釧路、稚内の7開建で部長が交代。札幌に石川伸釧建部長、函館に高橋丞二局事業振興部調整官、小樽に遠藤達哉局道路計画課長、旭川に武井一郎局農業設計課...

市場単価を補正対象に/6月以降入札工事から適用/道建設部 週休2日実施要領改定

2021-03-26付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、週休2日モデル工事の実施要領を一部改定した。国に準じ、土木工事の市場単価を週休2日の補正対象とし、現場閉所の実施状況に応じた補正係数を適用。主な工種をみると、鉄筋工では、4週6休以上4週7休未満を1.01、4週7休以上4週8休...

工事 800件前後見込む/本紙調査 委託は1900件/開発局 4月1日付で発注見通し公表

2021-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、2021年度予算に基づく発注見通しを4月1日にも公表するもよう。本紙調査によると、工事は800件前後、委託は1900件前後となる見通し。工事は、20年度と比べると、180件程度の減が見込まれるが、2020年度第3次補正予算を含め...

21年度暗渠排水の事業見込み量/国営・道営 6600ha/空知1700ha、十勝1500ha

2021-03-25付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、2021年度の国営・道営を合わせた暗渠排水の実施事業量として、約6600ヘクタールを見込んでいる。内訳は、国営約1800ヘクタール、道営約4800ヘクタール。振興局管内別にみると、空知が最多の約1700ヘクタールとなっており、...

土木局長・折谷氏、技監・関氏か/9建管で副局長交代 函館に滝田氏起用へ/道建設部の4月1日付人事予想

2021-03-24付 DOTSU-NET NEWS

 道の4月1日付定期人事異動に向けた作業が大詰めを迎えている。建設部における次長級の動きを追うと、白石俊哉土木局長が空知総合振興局長に異動し、後任として折谷徳弘総合政策部交通・物流連携担当局長の起用が有力に。天沼宇雄技監は後志総合振興局長に...

事業室長 8建管で交代/札幌に細川氏、函館に多羽田氏か

2021-03-24付 DOTSU-NET NEWS

 道の4月1日付定期人事異動に向けた作業が進んでいる。建設部における課長級の動きをみると、南里智之建設政策課長は東京事務所副所長に転出し、後任として、橋本雄太帯広建管事業室長を起用するもよう。髙橋浩揮維持管理防災課長は河川砂防課長に異動し、...

3倍増 15組53件試行/大半が農業部門・区画整理で/開発局 業務の21年度一括審査方式

2021-03-23付 DOTSU-NET NEWS

 開発局の2021年度発注業務における一括審査方式対象件数は、本紙調査によると、20年度と比較して3倍の15組53件で実施する見通し。大半が農業部門で実施するとみられ、区画整理業務で試行。受発注者双方の大幅な負担軽減に力を入れていく方針だ。...