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長寿命化 全建管が設定/点在型は札幌など8建管で/各建管の21年度重点工事設定状況

2021/03/30付 DOTSU-NET NEWS
 各建管における2021年度の重点工事の設定状況が、本紙調査によりまとまった。建管が指定した重点工事を完成して得た累計ポイントをもとに、22年度総合評価落札方式において加算。10建管すべてが設定した工事種類は「長寿命化指定工事」で、室蘭を除く9建管が0.5ポイントと定めている。ほかにも、「点在型工事」は8建管が設定。いずれも0.25ポイントとした。

 道建設部は本年度、「長寿命化指定工事」「点在型工事」「僻地工事」などを例に重点工事を設定。工事種類ごとのポイントを0.25~0.5と定め、受注企業が得た累計ポイントをもとに、次年度総合評価落札方式において加点するとしている。
 各建管における21年度の重点工事の設定状況をみると、10建管すべてが「長寿命化指定工事」を選定。室蘭が0.25ポイントとしたほか、9建管が0.5ポイントと定めている。つぎに指定が多かったのは「点在型工事」。函館と網走を除く8建管が選定し、いずれも0.25ポイントとした。
 自然条件などに特に影響を受けやすい工事に関しては、留萌が「地形的な影響を受ける工事」、網走が「急傾斜地崩壊防止工事」、帯広が「海岸・漁港工事」、釧路が「海象条件での制約工事」を指定。釧路は工事によってポイントを0.25と0.5に分類し、他の3建管は0.5ポイントと定めた。
 「市街地等で振動・騒音規制区域内の工事」は、札幌や小樽など7建管が選定。いずれも0.25ポイントとした。留萌と稚内は、「離島工事」を指定。留萌が0.5ポイント、稚内が0.25ポイントと設定している。

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