対象５８６件 平均９０.３点／８振興局で平均点上昇／２０年度工事施行成績 － 道農政部

　道農政部は、振興局発注の農業農村整備事業における２０２０年度工事施行成績評定結果をまとめた。評定対象は前年度と比べ、２９件減の５８６件。平均点は０.２点上昇し、９０.３点となった。振興局別の平均点をみると、十勝など８振興局で上昇している。

　昨年４月からことし３月末までに完成した工事を対象に集計。工事ごとの施行成績評定について、振興局別に整理した。
　振興局別の平均点は、十勝が最も高く、９１.２点を記録。以下、空知が９１点、上川が９０.８点、留萌が９０.５点、宗谷が９０.３点などと続いた。
　前年度と比べ平均点が上昇したのは、空知、胆振、日高、渡島、留萌、宗谷、十勝、根室の８振興局。日高が２.９点、留萌と宗谷が各１.２点の上昇となった。
　過去１０年間の平均点をみると、概ね右肩上がりで推移。２０年度についても前年度を上回り、９０点台に乗せた。平均点が前年度を上回ったのは、４年連続となっている。
　全道１４振興局の最高点は、前年度から１点下降し９４点に。空知で２件、上川で３件、日高で１件、十勝で１件の計７件の工事が獲得した。次点の９３点は５６件、９２点は１０４件などとなっている。