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過去10年で最大76%/2020開建発注工事 管内企業受注
2021/05/18付 DOTSU-NET NEWS
2020年度開建発注工事において管内業者が受注した割合は、本紙集計によると75.5%で、過去10年で最大、受注額も2119億円で、アベノミクス第1弾に基づく補正予算の発注が本格化した13年度に次ぐ2番目の規模となった。2000億円台は19年度に続き、2年連続。2100億円台は、13年度以来、7年ぶりとなった。金額は、当初契約ベース。各開建発注工事の受注業者を本店所在地別に整理し、管内、管外別に集計した。JVは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。
過去10年における管内業者の受注額をみると、最も高かったのは、アベノミクス第1弾による12年度補正予算の執行が本格化した13年度で、2193億円。一方で、最も低かったのは、15年度の1462億円となっている。当初予算が対前年度並みとなる中で、14年度補正予算が112億円と小規模にとどまったことが影響した。
管内業者の受注割合は、過去10年間で、12年度、14年度、15年度が7割台を切り、最低は、12年度の69%となっている。
17年度は、「平成28年8月北海道豪雨」の災害復旧工事が本格化したことや、未来への投資を実現する経済対策に基づく16年度補正予算の執行により、管内業者の受注額は1956億円となり、受注割合は72.6%となった。
19年度は、18年度第2次補正予算や、19年度当初予算の臨時・特別の措置により、管内業者の受注額は2099億円、受注割合は73.9%となった。20年度についても、19年度補正予算や臨時・特別の措置により、管内業者の受注額は2119億円となり、受注割合は75.5%に。過去10年でみると、最も高かった18年度の75%を超え、最大となった。
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