札幌市内は７割目標／テレワーク、時差出勤徹底／まん延防止で出勤者数削減へ － 道

　道は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた「まん延防止等重点措置」などを踏まえ、出勤者数の削減に資する取組を強化している。新規感染者数が急増している札幌市内では、７割削減を目指してテレワークや時差出勤等の取組をこれまで以上に徹底。今後の感染状況によっては全道的に取組を展開することとなるが、入札契約や工事監督をはじめとする業務には影響が及ばない対応を行っていく。
　政府が北海道にまん延防止等重点措置を適用したことを受け、知事は９日から札幌市内については、緊急事態宣言と同等の強い措置を実施。これを踏まえ、札幌市内を中心にテレワークや時差出勤などの取組を強化しており、出勤者数の７割削減を目指すこととしている。
　一方、道では、石狩管内全域や小樽市、感染拡大が進む旭川市も、まん延防止等重点措置の対象地域に加える方向で検討。きょうにも開く感染症対策本部会議で正式決定する見通しだ。
　その場合、発注３部関係の職員もこれまで以上にテレワーク等の取組を行うこととなるが、入札契約や工事監督をはじめとする業務には支障が出ない形で対応。道建設部では、感染拡大防止に向けた対策の徹底などを求める事務連絡文書を全建管に発出している。