首位は宮坂建設 １１１億円／受注増 皆増含め４０５社／開建発注工事 ２０２０年度業者別受注実績

　開発局の２０２０年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、室蘭、釧路、帯広の４開建で２９件、１１１億２０１８万円を受注した宮坂建設工業（株）(帯広)。前年度と比べ、受注額が増加したのは、皆増含め４０５社となった。一方で、減少したのは、皆減含め３３４社に。受注額が増加した業者が、減少した業者を大きく上回った。

　設計変更を含まない速報値。１９年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２０年度支払額を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。
　受注業者数は、前年度と同数の６７２社。受注総額は、１.１％減の２８１２億３２００万円だった。一社当たりの平均受注額は、１.１％減の４億１８５０万円だった。道内業者の受注シェアは、２．１ポイント拡大し、８９.８％となった。
　首位は、宮坂建設工業。以下、２８件、９１億８３４５万円を受注した（株）中山組（札幌）、２１件、５３億９５５１万円を受注した岩倉建設（株）（本社・札幌、本店・苫小牧）と続く。
　前年度に３４位だった（株）橋本川島コーポレーション（旭川）は２２位、３６位だった飛島建設（株）（東京）は２３位、３７位だった（株）上田組（標津）は２５位、４５位だった大北土建工業（株）（富良野）は２８位、３１位だった三共舗道（株）（札幌）は２９位、１１６位だった（株）荏原製作所（東京）は３０位に順位を伸ばした。
　前年度と比べ、受注額が増加したのは、皆増含め４０５社。皆増は７０社だった。皆増を除き、２倍以上受注額を伸ばしたのは４４社だった。一方で、受注額が減少したのは、皆減含め３３４社だった。