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次期プラン策定検討へ/道建設部 来年度から議論/建設産業支援施策部会設置を諮問

2021/11/11付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、15日開催予定の北海道建設業審議会で、仮称・建設産業支援施策検討部会の設置について諮問する。現行の「北海道建設産業支援プラン2018」の推進期間は2022年度までとなっているが、道内建設産業が依然として厳しい経営環境に置かれている状況を踏まえ、23年度以降の支援施策について検討するもの。審議会で部会の設置が了承されれば、来年4月から建設産業の持続的発展に資する道としての支援施策を議論していく考えだ。

 北海道建設産業支援プラン2018は、人材の確保・育成をはじめ、経営力や生産性の向上などに関する支援施策を示したもの。各支援施策の着実な実施に向けては、推進事業の取りまとめも毎年度行っている。
 具体的には、建設産業における週休2日の導入や長時間労働の是正等による就業環境の改善、ICT活用による生産性の向上などを実施。教育機関と連携した高校生向けの講習会や、建設業団体との連携によるイベントの開催などにより、建設産業の役割・魅力の発信にも努めている。
 取組の効果が着実に表れる一方で、道建設部は、本道建設産業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあると認識。15日の審議会では、現プランの推進期間が来年度までとなっていることを踏まえ、23年度以降の支援策を検討するための仮称・建設産業支援施策検討部会の設置について諮問する。
 部会の設置が了承されれば、来年4月から検討作業を開始。現プランの検証などを経て、建設産業の持続的発展に向けた支援施策を取りまとめる意向だ。

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