首位は宮坂建設１０３億／本紙集計 １０億超６０社に／開発局９月末工事業者別受注実績

　開発局の２０２１年度９月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、旭川、室蘭、釧路、帯広の５開建で合計２７件、１０３億７１４万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。１０億円以上受注したのは、前年度同期と比べ３社減の６０社、５億円以上は１４社増の１６６社、３億円以上は８社減の２４１社だった。

　設計変更を含まない速報値。２０年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２１年度支払分を計上した。消費税は除く。
　受注業者数は、前年度同期と比べ、３２社減の６２８社。受注総額は、１.７％増の２８０２億３６００万円だった。１社当たりの平均受注額は、６.９％増の４億４６２４万円。道内業者の受注シェアは、９１.５％で、１.８ポイント拡大した。
　首位は、宮坂建設工業。ついで、３０件、１００億３４１５万円を受注した（株）中山組（札幌）、１７件、５３億８７７３万円の岩倉建設（株）（本社・札幌、本店・苫小牧）などと続く。
　前年度同期に５８位だった（株）田中組（札幌）は８位、３３位だった北土建設（株）（札幌）は１４位、２１１位だった西江建設（株）（帯広）は１８位に躍進した。
　前年度同期と比べ受注額が増加したのは皆増含め３５３社。皆増は４７社だった。皆増除き、受注額を２倍以上伸ばしたのは、４６社だった。一方で、前年度同期と比べ、受注額が減少したのは３５４社だった。