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普及へ 積極的に整備/適切な水管理技術の現地研修等/道農政部 集中管理孔で地下かんがい
2021/11/19付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、集中管理孔を活用した地下かんがい技術のさらなる普及を図る。ことし6~7月にかけての高温少雨により農作物に大きな影響が生じた中、集中管理孔を活用し地下かんがいを実施したほ場では、被害が最小限に留まったことを踏まえたもの。引き続き集中管理孔の整備を積極的に進めるとともに、農業改良普及部門との連携を密にしながら、現地研修や意見交換も行い、適切な水管理技術の普及を図っていく。生産基盤を整備した農地や施設の機能を安定的に活用し持続させるためには、整備後の適切な維持管理やほ場管理などが不可欠。このため、技術普及に精通する農業改良普及部門と基盤整備部門の連携は必須となっており、現在は連携業務費を措置して対応している。
ことし6~7月にかけて本道では、記録的な高温少雨に見舞われ、地域によって農作物に大きな影響等が発生。しかし、水田地域の転作作物で集中管理孔を活用し地下かんがいを実施したほ場では、影響が最小限となるなど、水管理技術の重要性が再認識された。
一方、道農政部は、集中管理孔を活用した地下かんがいを行うためには、適切な水管理技術などが必要と判断。今後、農業改良普及部門との連携を密にして、現地研修や意見交換会を開くなど集中管理孔を活用した地下かんがい技術の普及に努めるよう各振興局等に依頼した。
連携に当たっては、過去に作成した集中管理孔を利用した地下かんがいの手引きや、活用事例集などを活用。ホームページを活用した情報発信、セミナーや現地研修会の開催などにも取り組むとしている。
集中管理孔は、用水路と暗渠排水上流部を管理孔桝で接続し、暗渠内部にかんがい用水を注入することで、暗渠管内を容易に清掃できるシステム。暗渠の維持管理の省力化も図られることから、今後も積極的に整備を進めていく。
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