首位は宮坂建設１０８億円／受注増 皆増含め３５９社に／開建発注工事 ２１年度業者別実績

　開発局の２０２１年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は札幌、旭川、室蘭、釧路、帯広の５開建で３０件、１０７億９０９１万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。道内業者の受注シェアは、９１.１％となり、前年度と比べ１.３ポイント拡大した。

　 設計変更を含まない速報値。２０年度ゼロ国債、翌債は全額を計上。長期国債は２１年度支払分を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。
　受注業者数は前年度と比べ３９社減の６３３社。受注総額は２.２％増の２８７３億６８００万円となった。一社当たりの平均受注額は８.５％増の４億５３９８万円だった。
　首位は宮坂建設工業。以下、３１件、１０１億８５２８万円を受注した（株）中山組（札幌）、１７件、５３億８７７３万円を受注した岩倉建設（株）（札幌）などと続く。
　前年度に５９位だった（株）田中組（札幌）は８位、３４位だった北土建設（株）（札幌）は１４位、１０３位だった西江建設（株）（帯広）は１５位に順位を伸ばした。
　１０億円以上を受注したのは前年度と同数の６４社、５億円以上は１４社増の１６８社、３億円以上は８社減の２４５社だった。
　前年度と比べ受注額が増加したのは皆増含め３５９社。皆増除き受注額が２倍以上となったのは４３社。一方、受注額が減少したのは皆減含め３６０社だった。