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道内市町村 着手率32%/厳しい財政など背景に低迷/国交省 21年度末道路老朽化対策状況
2022/08/25付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は24日、2021年度道路メンテナンス年報を発表した。道内における21年度末の状況をみると、橋梁は判定区分Ⅲ(早期措置段階)・判定区分Ⅳ(緊急措置段階)と診断された橋梁4479橋のうち、42.4%に相当する1897橋が着手済みとなっていることが判明。開発局、道、札幌市は5割を超える高い着手率となった一方で、厳しい財政状況と技術職員不足を背景に市町村は32.2%、948橋にとどまっている。国交省は、点検と修繕等に関する進捗をまとめるため、毎年、道路メンテナンス年報を作成。21年度末の状況がまとまったことから、24日に公表した。
21年度末の状況は、14年度から21年度末までを対象期間に最新の点検結果と対応状況を反映したもの。
道内の老朽化対策状況をみると、判定区分Ⅲと判定区分Ⅳに該当した橋梁、トンネル共に開発局、道、札幌市における着手率は5~8割に。一方で、市町村の着手率は32.2%にとどまっている。
全国の状況をみると、判定区分Ⅲと判定区分Ⅳの橋梁数は年々減少。18年度末には6万9051橋あったが、21年度末は6万1407橋に減少している。
アスファルト舗装をみると、国交省管理において措置が必要な延長7314キロメートルのうち未着手延長は83%、6052キロメートルに。都道府県・政令市で1万900キロメートルのうち81%、8877キロメートルが未着手となっている。
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検討調査を本格化/モデル4ほ場で有用性検証/道農政部 河川掘削土の客土活用へ
2022-08-25付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は本年度、河川掘削土等の客土への活用に向けた検討調査を本格化させている。モデルほ場として、前年度からの継続地域である蘭越町に、北見市常呂を加えた計4ほ場を選定。土壌調査や受益者アンケートをはじめ、新たに生育・収量調査を行うなど、過...土木A86%で変動なし/一般土木5%減1257億/道建設部 21年度工種別等受注動向
2022-08-24付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注工事の2021年度工種別・格付別受注動向をまとめた。一般土木のうち、A1とA2を合わせたA等級の割合は、前年度と同率の85.9%。内訳をみると、A1が38.5%、A2が47.4%で、A1が6.4ポイント拡大している。一...10道県の査定簡素化/机上査定額、採択保留額引上げ/国交省 3日からの大雨被害で
2022-08-24付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、3日からの大雨等による災害に対し、災害査定簡素化の対象とすることを発表した。北海道を含む10道県が対象。机上査定額、採択保留額を引き上げるとともに、設計図書の簡素化を認める。 内閣府は、3日からの大雨等による災害に対し激甚災...入札公告秋から本格化/新幹線明かり区間、開発局TN/道内主要機関WTO対象工事 - 本紙調査
2022-08-23付 DOTSU-NET NEWS
道内主要発注機関における本年度WTO対象工事の入札公告は、9月から本格化する見通しだ。本紙調査によるもの。鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局は9月以降に北海道新幹線新函館北斗~札幌間における高架橋など工事12件を予定。開発局における道縦貫道...早期実現へ要望推進/海底送電線等の効果確認/道 商工業振興審議会
2022-08-23付 DOTSU-NET NEWS
道は22日、札幌市内の第二水産ビルで2022年度第1回商工業振興審議会を開催した。原材料等の価格高騰などに伴う緊急経済対策や、本道の発展につながる次世代インフラ整備の概要について情報を共有。海底送電ケーブル・大規模洋上風力の整備による地域...300橋で機能回復対策/ニセコ大橋など2橋で設計着手/緊急輸送道路の橋梁耐震補強 ー 道建設部
2022-08-22付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、緊急輸送道路における橋梁の耐震補強を順次進めている。落橋・倒壊防止対策が完了したため、今後は被災後に速やかな機能回復が可能な性能を目指す対策(耐震性能2)を加速させる方針。照査等を進めている橋梁が多いため流動的だが、整備の対象...早ければ月内検討開始も/開発局 流域委等開き協議/気候変動踏まえた河川整備計画見直し
2022-08-22付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、1級水系河川を対象に準備の整ったところから、気候変動を踏まえた河川整備計画の見直しに向けた検討を開始する。早いところでは、月内にも有識者で構成する流域委員会等を開催する見通し。気温上昇による降雨量増大を見据え、目標流量と整備水準...総整備量1万2559ha/道農政部 生産性高い農業に貢献/第6期パワーアップ事業21年度実績
2022-08-19付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、次世代農業促進生産基盤整備特別対策事業(第6期パワーアップ事業)の実施初年度となる2021年度の整備実績をまとめた。基盤整備を進める上で重点化すべき内容を「型」として、スマート農業の効果発揮に資する区画整理を行う「先進モデル型...