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13ダムで1.1億立方メートル貯留/下流の水位低下に大きく寄与/開発局 8月大雨時治水施設効果
2022/09/09付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、8月15日から16日にかけての大雨に関する治水施設の効果をまとめた。所管18ダムのうち、13ダムで防災操作を実施。洪水調節量の総量は約1億1425万立方メートルで、札幌ドーム約72杯分を貯留し下流域の河川水位を低下させた。石狩放水路を開扉した効果も掲載。茨戸川の水位を約0.6メートル低下させ、約320ヘクタールの浸水被害を防いだことなどを紹介している。8月15日から16日にかけての前線を伴った低気圧による大雨で直轄管理の3水系3河川4観測所で避難判断水位を超過、8水系17河川33観測所で氾濫注意水位を超過した。
開発局では、所管18ダムのうち、13ダムで防災操作を実施。洪水調節量の総量は約1億1425万立方メートルで、札幌ドーム約72杯分を貯留した。
美利河ダムでは、後志利別川の水位を今金水位観測所地点で約0.5メートル低下させた。仮にダムを整備していなければ、氾濫危険水位に迫る出水となっていた可能性がある。豊平峡ダムでは、豊平川の雁来水位観測所地点において水位を約1.1メートル低下させた。
夕張シューパロダムをみると、夕張川の円山水位観測所で水位が約2.3メートル低下した。ダムが未整備の場合、氾濫危険水位を上回る出水となったと見込まれる。
石狩川から茨戸川の逆流による浸水被害を防止するため、石狩放水路を開扉した効果を紹介。茨戸川の水位を約0.6メートル低下させ、約320ヘクタールの浸水被害を防止した。
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ほ場標準設計図作成/道農政部 積算システム効率化へ/業務改善プログラムの取組加速
2022-09-09付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は「働き方改革に対応した業務改善プログラム」に基づく取組を着実に展開している。本年度は、委託業務成果品の明確化として、ほ場整備に係る細工種ごとの必要図面を示した標準設計図を作成。情報共有システム「N4システム」については、工事協議...全109水系で見直しへ/気候変動を反映 治水対策強化/国交省 直轄河川整備基本方針
2022-09-08付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は、気候変動による降雨量増大に対応するため、全1級河川109水系で河川整備基本方針を見直す方向で検討を進めている。気温2℃上昇した場合の降雨量変化などを考慮し基本高水ピーク流量、河道と洪水施設の配分流量などに反映。流域治水の考え...新規 22年度は久根別川/道建設部 23年度以降2級1水系で/道管理の河川整備計画策定予定
2022-09-08付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、道管理河川における河川整備計画の策定予定をまとめた。2022年度は、1級河川6圏域で計画変更、2級河川1水系で新規策定する見通し。このうち1級河川の3圏域は既に変更済みで、年度内に石狩川上流深川圏域、天塩川上流圏域、天塩川下流...有識者懇談会立ち上げ/気候変動踏まえ技術的検討/道 海岸保全基本計画見直しへ
2022-09-07付 DOTSU-NET NEWS
道は22日、海岸保全基本計画の見直しに向けた有識者懇談会を立ち上げる。本道の全9沿岸を対象とし、地形や気象条件に応じた波の高さの将来予測などといった技術的な検討を行うもの。具体的には、気候変動の影響を踏まえた設計外力の設定に当たり、平均海...投資的事業は52億円/災害復旧費に33.9億円計上/道 3定補正予算案の概要
2022-09-07付 DOTSU-NET NEWS
道は6日、13日開会予定の第3回定例道議会に上程する補正予算案の概要を発表した。補正総額は457億3800万円で、内訳は一般会計が454億3900万円、特別会計が2億9900万円。投資的事業は52億円となっている。災害復旧費等には33億8...投資的事業 50億前後/8月豪雨災復費など30億超も/道 3定補正予算案の規模感
2022-09-06付 DOTSU-NET NEWS
道は、13日開会予定の第3回定例道議会に上程する補正予算案の編成作業を進めている。投資的事業に関しては、前年度と同規模の50億円前後を積み上げているもよう。8月の豪雨等を踏まえた土木災害復旧事業費や災害関連事業費の計上も予定されており、3...道内企業の経営逼迫/道調査 価格転嫁「ほぼできず」/建設資材急激な価格高騰で
2022-09-06付 DOTSU-NET NEWS
建設資材の急激な価格高騰が、道内建設業の企業経営に影を落としている――。道経済部が取りまとめた2022年4~6月期の業種別業況動向調査結果をみると、北海道建設業協会(岩田圭剛会長)は、原油・原材料価格等高騰について「大いに影響がある」と回...21年度末改良率 3管内8割超/舗装率は札幌84%、帯広80%/建管管内別の都市計画道路
2022-09-05付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は本道における都市計画道路に関し、建管管内別の2021年度末整備状況を取りまとめた。計画延長に対する改良率は、87.3%を記録した札幌をはじめ、帯広が81.8%、網走が80.7%と、3建管管内で8割超に。未改良延長に関しては、室蘭...