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道営・団体営1946ha/地下かんがい利用等に効果/集中管理孔21年度整備実績 - 道農政部
2022/11/21付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、集中管理孔の2021年度整備実績をまとめた。道営と団体営の実績を集計したもので、水田地帯で1945.6ヘクタールを整備。直近3ヵ年では概ね2000ヘクタール台で推移しており、過去の実績を含めた整備面積は約2万6000ヘクタールに上る。暗渠の維持管理の省力化や地下かんがいの利用に効果を発揮していることから、引き続き集中管理孔の設置を基本とした整備を進めていく。集中管理孔は、用水路と暗渠排水上流部を集中管理孔桝で接続し、暗渠内部に農業用水を通水することで、暗渠管の洗浄を容易にしたシステム。水位調整型水閘の操作によって地下水位を上昇させることができるため、作土層内の土壌水分をコントロールする地下かんがいも可能となる。
近年の状況をみると、道営と団体営を合わせた実績は17年度が1753.7ヘクタール、18年度が1848.6ヘクタール、19年度が2242.8ヘクタール、20年度が2134.4ヘクタールとなっている。21年度については1945.6ヘクタールを整備。振興局別では、空知が約61%と大部分を占め、上川が約18%、石狩が約13%と続く。
集中管理孔の整備は15年以上前から進められており、農政部においては研修会等の機会を通じて普及を促進。21年度までの累計整備面積は、約2万6000ヘクタールに上っている。
同部の担当者は「集中管理孔を利用した地下かんがいは、直播栽培において発芽、初期成育に欠かせないほか、干ばつ時も畑作物の安定生産を支える技術として有効」としており、今後も積極的な整備に努める考えだ。
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