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本道の発展へ各種取組/国交省・橋本道局長に提出/建コン協道支部が中間提言書
2022/12/15付 DOTSU-NET NEWS
建設コンサルタンツ協会北海道支部(佐藤謙二支部長)は中間提言書「建設コンサルタントが切り拓く北海道の未来~交通からみた未来の姿2050」をまとめ、14日に国土交通省北海道局の橋本幸局長に提出した。提言書には、交通分野が先導して実現するゼロカーボン北海道、誰もが自由に移動でき安心して暮らしていける北海道など4つのカテゴリーの11テーマ、22項目を明記。一丸となって北海道の未来に向け継続的に各種取組を進めていくことを共有した。提言書は、道支部の役員企業9社に所属する若手技術者を中心とした11人のメンバーによるワーキンググループで作成したもの。
DX推進、カーボンニュートラルの実現などSDGsを念頭とした持続可能な社会づくりや、社会資本整備・管理、地域マネジメントの在り方、それらを支える技術者の総合的育成方策など、建設コンサルタントの今後の事業展開、果たすべき新たな役割をはじめ、本道に関しては新たな北海道総合開発計画の策定を開始していることなどから、提言をまとめるとした。
提言書では、国民・道民の安全・安心な生活の維持・発展において基盤となる交通に着目。建設コンサルタントでなければ描けない北海道の将来の交通の在り方に関する提言をまとめた。提言のターゲットイヤーはカーボンニュートラル宣言や新たな北海道総合開発計画等と整合を図って2050年とした。
提言は、交通分野が先導して実現するゼロカーボン北海道、誰もが自由に移動でき安心して暮らしていける北海道、人・モノ・サービスが行き交い活力みなぎる世界の北海道、防災・減災・国土強靱化に対応した安全・安心な北海道の4つのカテゴリー、11テーマ、22項目を明記。再エネ王国北海道の実現に向けた挑戦、高規格道路ネットワークの早期開通に向けた挑戦、北海道・本州間の新たな輸送モード確立と輸送最適化への挑戦、災害に強い道路づくりへの挑戦などに取り組むことを示した。
当日は、佐藤支部長、相澤利忠副支部長が参加。国交省道局の橋本局長に中間提言書を提出した。
今後、必要な写真やイラストを追加する予定。業界として未来に向けてチャレンジしていくべき事項のほか、提言書に対する学識者からのコメントも追記し23年3月に最終提言書の完成を予定している。
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