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投資関連 22%減、2771億/馬追橋など上部工発注へ/道が23年度予算案発表〈骨格〉
2023/02/13付 DOTSU-NET NEWS
道は10日、2023年度予算案を発表した。4月に知事選を控えた骨格編成で、特別会計を含む投資関連予算は、前年度当初比22.3%減の2770億5509万円。一般会計ベースでは、23.2%減の2671億6119万円となった。うち直轄負担金を含む公共事業は、24.4%減の1940億3820万円。補助事業のみでは、1.4%増の1731億7368万円だった。主な事業をみると、道路では恵庭栗山線馬追橋(橋長311.1メートル)、熊牛御影線十勝橋(389.8メートル)の上部工発注を見込むほか、治水系では雨竜川(幌加内町)における広域河川改修への着手を計画している。一般会計総額は、11.6%減の2兆8507億円。前回骨格編成の19年度当初との比較では、9.2%増となっている。投資的経費については、補助事業、社会資本整備総合交付金、農地耕作条件改善のみ年間所要額を計上。残りは2定補正で肉付けする。
投資関連予算をみると、直轄負担金を除く公共事業費に1830億6758万円を計上。事業別では、道路が421億6810万円、河川が257億9532万円、農業農村が456億4353万円など大半が横ばいとなる中、下水道は39.1%増の35億8348万円、空港港湾は約5倍に当たる11億5974万円に。道特定特別総合開発事業推進費の見込み額は33%増の25億9803万円となった。
23年度に予定している主な事業をみると、道路では、恵庭栗山線馬追橋、熊牛御影線十勝橋の上部工発注を計画。25年度までの3ヵ年債務を設定する予定で、上部構造は馬追橋が7径間連結PCコンポ桁、十勝橋が5径間連続PC箱桁となっている。
新規では、上庶路庶路停線の本岐跨線橋架替に着手。橋長は69.1メートル、3径間連続床版桁を採用する予定で、架替に伴い線形改良も計画している。また、事業の佳境を迎える泊共和線、滝之町伊達線、美唄富良野線の3路線では、路盤工、舗装工などを進めていく考えだ。
街路では、新たに旭川市の3・3・8金星橋通、釧路市の3・3・26愛国北園通、北見市の3・4・26南岸通の整備に着手。愛国北園通では331メートル、南岸通では239メートルの橋梁整備を予定している。
河川については、雨竜川ダム再生事業と整合を図りながら進める雨竜川の広域河川改修をはじめ、雨煙内川(同)、智恵文川(名寄市)、中央ウブシ川(天塩町)、原子の沢川(幌延町)への整備着手を見込む。また、ペーパン川(旭川市)では、計画区間から上流への延伸を計画している。
通常砂防では、緑町2(紋別市)への新規着手を目指すほか、富良野川2号堰堤(上富良野町)、ペケレベツ川(清水町)などの整備を進める予定。海岸では、浜中海岸(浜中町)、大津海岸(豊頃市)、野付崎海岸(別海町・標津町)などの整備を継続する。
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