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3月 空知で数件発注/13日付公告 東部耕地の複数工事/受注者希望型のICT活用モデル - 道農政部

2023/02/09付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、2023年度に実施する受注者希望型のICT活用モデル工事に関し、3月は空知で数件程度の発注を見込んでいる。初弾として「経営体進徳一心第2・2期ほか1地区41工区」「経営体豊葦第2地区41工区」の2件を今月1日付で公告。このほか、13日付公告予定の東部耕地出張所所管の複数工事を対象とする方向で調整している。
 建設業を巡っては、働き方改革関連法の施行に伴い、労働環境の改善や施工の効率化が急務となっている。生産性の向上が求められる中、同部では、26年度からの情報化施工の本格運用に向けた取組の一環として、ICT活用モデル工事を実施する。
 発注方式は、受注者の希望に応じてICT施工を行い、必要な費用を設計変更で計上する受注者希望型。施行成績評定においては、ICT建設機械による施工のみの部分的な活用の場合、創意工夫の項目で「ICT(情報通信技術)を活用した情報化施工を取り入れた工事」、3次元出来形管理等および3次元データの納品を含めた全面的な活用では、当該項目に加え「出来形または品質の計測、管理図等に関する工夫」も評価する。
 モデル工事のうち、3月発注分については、現段階で空知のみでの実施を予定。既に「経営体進徳一心第2・2期ほか1地区41工区」「経営体豊葦第2地区41工区」の2件が1日付で公告済みとなっている。
 このほか、13日付で公告を予定している案件にもICT活用モデル工事を適用する方針。既公告分と同様に、東部耕地出張所の所管工事数件が対象となるもようだ。
 4月以降に関しては、流動的な要素を残すが、空知以外の振興局でも対象工事の発注が見込まれる。

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