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23年度 工事100件前後に/遠隔臨場、CCUS大幅増 本紙調査/港湾・漁港・空港部門発注件数 - 開発局
2023/02/06付 DOTSU-NET NEWS
開発局の港湾・漁港・空港部門における2023年度発注件数は、本紙調査で工事が100件前後、業務が220件前後となる見通し。22年度補正予算を含めた16ヵ月予算ベースの集計で、工事、業務共に前年度と横ばいとみられる。発注者指定型による遠隔臨場は2倍以上の90件前後、建設キャリアアップシステム(CCUS)活用推奨モデル工事は約20倍の40件前後で試行するもよう。近年、港湾・漁港・空港部門の工事は、前年度の補正予算分を含め110件程度を発注。23年度は発注ロットの拡大などにより、22年度補正を含め100件前後となる見込みだ。
週休2日は、ほぼ全件で試行する計画。23年度から試行する週休2日型と4週8休型を統合した「4週8休以上」は80件前後、工期指定型と荒天リスク清算型は各10件前後などとみられる。
生産性向上に資する取組をみると、発注者指定型によるCIM活用は倍増の20件前後を予定。受注者希望型はA等級の一般土木のみが対象で、5件程度となる見通し。
発注者指定型による遠隔臨場は2倍以上の90件前後となるもようだ。
CCUS活用推奨モデル工事は、約20倍の40件前後で試行する見込み。概略工程開示試行工事は約20件増の70件前後、諸経費検証モデル試行工事は前年度に対象案件がなかったが、23年度は40件前後を計画している。
業務の発注件数は、220件前後となる見通し。CIM活用は発注者指定型と受注者希望型を合わせ30件前後とみられる。大半は発注者指定型で、4割増の25件程度となる見込み。
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