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5月8日以前の適用可に/取扱変更 各建管で順次対応/道建設部 設計変更重視型試行

2023/04/27付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、設計変更重視型発注方式の試行に関し、5月8日以前の適用を可能とするよう、取り扱いを変更した。より早い適用を求める声があったことから、各建管の判断によって、対応可能な案件から順次試行を進めることに。また、入札参加者等との合意形成を図ることで、当面除外対象としていた電気工事などへの適用を可能とする。
 設計変更重視型発注方式は、受発注者双方の事務負担の軽減を図るとともに、早期発注と適切な設計変更を目的としたもの。入札時の設計図書作成を簡素化し、設計変更を重視することで事務負担を軽減。受注者は見積用参考資料(公示用設計図書)をもとにして応札することとし、数量算出書や詳細図等との不一致は設計変更で対応する。
 実施要領策定当初は、5月8日以後に入札公告を行う工事から適用を開始することとしていたが、一部建管から早期適用を可能とするよう求める声があったことから、取り扱いを変更。各建管の判断で、対応可能な案件から適用を開始できることとしている。
 併せて、試行対象の特例的な変更を可能に。当面、鋼橋上部(工場製作)、電気、機械器具、塗装を除外することとしていたが、議会承認が必要となる5億円以上の工事を除き、受注者との合意形成を図った上で、対象工事の適用範囲を変更することを認める。
 合意形成に向けては、関係団体との事前協議、アンケート調査等を通じて入札参加者の意見聴取を行うことなどを検討する。

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