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社内改善活動 半数超/生産性向上の取組進む/22年度建設業経営アンケート - 道建設部
2023/04/28付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建設産業の経営に関するアンケート2022年度調査結果をまとめた。生産性向上の取組をみると、社内における改善活動の実施(品質改善・原価低減)、労働者の技能の向上に関しては、半数以上の事業者が取組を実施中。具体的に検討、取組予定を含めると約9割と高い割合を示している。UAVやICT建機、CIMの導入などは取組予定を含め、その割合を確実に増やしており、生産性向上への意識の高まりが見て取れる結果となった。調査に当たっては、建設業許可業者から抽出した4027社に依頼。34.3%に当たる1383社から回答を得た。回答業者の割合を業種別にみると、土木が最多で、次いで建築。完成工事高は1億円以上5億円未満が最も多く、39.4%を占めている。
最も重視している経営戦略は、前回調査と同様「建設業本体での企業体質の強化」で56.2%。検討中・戦略なしを除くと、次点が「新分野進出、経営の多角化」が5.3%だった。
ホームページなどインターネットでの自社情報の発信については「すでに発信している」が55.6%で、前回調査から1ポイント上昇。資本金階層別では、1億円以上が92.3%、5000万円以上1億円未満が81.6%、1000万円以上5000万円未満が52.9%などと続いた。
生産性向上への取組では「UAVの活用」「ICT建機の導入」「CIMの導入」の割合が前回調査から増加。「社内における改善活動の実施」「労働者の技能の向上」「付加価値が高い業務へのシフト」については、6割以上が取組中、または取組を具体的に検討していると回答した。
担い手の確保・育成への取組では、労働条件の向上、作業環境の改善など、就業環境の改善に半数以上の事業者が既に取り組んでおり、具体的に検討している事業者を含めると8割以上に。企業イメージの向上に取り組んでいる事業者は55.6%で、前回調査から1.3ポイント上昇した。
採用者における女性の割合は18.9%で、前回調査から3.1ポイント上昇した。資本金階層別では、1億円以上が25.6%、5000万円以上1億円未満が20.9%などとなっている。
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工事166件、委託352件追加/釧路で中標津空港用地造成関連工/全道10建管 23年度工事等情報
2023-04-28付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管は、きょう28日付で2023年度工事等情報を公表する。社会資本整備総合交付金などの全国枠分を含めた確定版。本紙集計によると、今回の追加分は工事が166件、委託業務が352件の計518件に上る。工事の追加分を建管別にみると、札幌...最多 札幌35億円/本紙集計 5建管で増額/ゼロ国・翌債等建管別発注額
2023-04-27付 DOTSU-NET NEWS
ゼロ国債や翌債など、ことし1~3月における建管別工事発注額が、本紙集計でまとまった。年割額を考慮しない発注ベースの集計で、10建管の合計は478件、227億5111万円。前年同期と比べ、件数で36件減、発注額で6億2120万円減となった。...5月8日以前の適用可に/取扱変更 各建管で順次対応/道建設部 設計変更重視型試行
2023-04-27付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、設計変更重視型発注方式の試行に関し、5月8日以前の適用を可能とするよう、取り扱いを変更した。より早い適用を求める声があったことから、各建管の判断によって、対応可能な案件から順次試行を進めることに。また、入札参加者等との合意形成...インフラ ゼロカーボン9割で/CN意識醸成に大きく貢献/石塚開発局長が記者会見
2023-04-26付 DOTSU-NET NEWS
開発局の石塚宗司局長は25日、札幌第1合同庁舎で記者会見を開き、カーボンニュートラル(CN)の実現に向けた取組状況などを説明した。北海道インフラゼロカーボン試行工事に関しては、2022年度完成工事1432件のうち、87%に当たる1249件...生産誘発額1.2兆円/開発局 付加価値額6546億/23年度道開発事業費の経済波及効果
2023-04-26付 DOTSU-NET NEWS
開発局は、本年度当初の道開発事業費による道内への経済波及効果をまとめた。用地費・補償費を除いた予算額6708億円に対する生産誘発額は、1兆1971億円。経済波及効果は1.8倍となった。生産誘発額のうち、粗付加価値額は20年度道...交代条件など変更/合理的範囲で柔軟に対応/開発局 監理技術者制度の運用等
2023-04-25付 DOTSU-NET NEWS
開発局は「監理技術者制度の運用等について」を一部改正した。国土交通省のマニュアル改正を踏まえたもので、工期途中での交代条件や、監理技術者等が管理できる「同一工事」と見なせる範囲などを変更。途中交代に関しては従前からの条件に加え、働き方改革...対象 67%、322件実施/取組事例 空知が最多153件/22年度インフラゼロカーボン - 道農政部
2023-04-25付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は、北海道インフラゼロカーボン工事の2022年度実施状況をまとめた。全道では、対象工事482件の66.8%に当たる322件で取組を実施。実施工事請負金額の合計は458億5400万円に上っている。現場における取組事例は569件を数え...首位は中田組 6.4億/本紙集計1億以上受注76社に/建管発注ゼロ国・翌債等工事業者別実績
2023-04-24付 DOTSU-NET NEWS
全道10建管が発注した2022年度ゼロ国債・翌債等工事の業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。設計変更を含まない速報値で、首位は、6件、6億4040万円を受注した(株)中田組(稚内)。2位以下は、2件、5億7664万円の(株)田中組(札...