骨格 ５.９％減１０６８億／札幌１６２億など６建管１００億以上／１０建管２３年度工事執行見込額

　全道１０建管の２０２３年度工事執行見込額は、総額で１０６７億９４００万円となっている。政策予算を含まない骨格編成で、前年度当初と比べて５.９％の減額。金額にして６６億３８００万円下回った。建管別にみると、札幌が最多の１６２億３６００万円、函館が１４０億３０００万円、旭川が１１９億３１００万円などと続く。現時点では、６建管が１００億円以上の執行を計画している。
　各建管において、現時点で予定している２３年度工事の執行見込額を集計したもの。公共・単独を合わせた金額で、長期国債は２３年度支払分、２２年度の契約繰越やゼロ道債は前払分を除く６割相当分、ゼロ国債・補助ゼロ道債は全額を計上している。
　１０建管の工事執行見込額は、前年度当初比５.９％減の１０６７億９４００万円。前年度から増加に転じたのは函館と室蘭の２建管。１００億円超は札幌、函館、室蘭、旭川、網走、釧路の６建管となっている。
　２定補正を含んだ肉付け予算に基づく工事執行見込額は、現在開会中の２定道議会終了後に取りまとめるもよう。
　現時点における各建管の２３年度工事執行見込額はつぎのとおり。
▼全道＝１０６７億９４００万円
▽札幌＝１６２億３６００万円
▽小樽＝９０億２５００万円
▽函館＝１４０億３０００万円
▽室蘭＝１１４億９００万円
▽旭川＝１１９億３１００万円
▽留萌＝７０億３０００万円
▽稚内＝６６億３０００万円
▽網走＝１０５億２００万円
▽帯広＝９８億４９００万円
▽釧路＝１０１億５２００万円