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工事 78.76点に上昇/80点以上は15社増81社/開発局 21・22年度成績平均点

2023/06/30付 DOTSU-NET NEWS
 開発局の2021・22年度工事・業務成績平均点分布が、本紙集計でまとまった。ホームページ等で公表しているデータに基づき、2ヵ年の平均点を算出。工事の評定対象業者690社の平均点は78.76点で、20・21年度と比較して0.16点上昇した。最多は「79点以上80点未満」で41.3%に当たる285社が該当。20・21年度と比較して3ポイント上昇した。業務をみると、土木関係コンサルは78.55点で、0.12点上昇。測量は77.22点で0.29点上昇した。21・22年度平均点は、8月1日以降入札公告分および入札手続き開始案件から適用となる。

 開発局の総合評価落札方式における企業の工事成績は、直近2ヵ年の平均点を採用。舗装を除き、一般土木、建築などの工種は全工種の平均点を評価している。舗装は、舗装のみの工種で算出した平均点を活用している。
 21・22年度平均点の算出に当たっては、同局がホームページで公表しているデータを活用。各業者の本店所在地を開建管内別に整理するとともに、分布状況を1点刻みで集計した。
 評定対象業者は690社で、43社減少した。開建管内別の平均点は、留萌を除く9開建と道外で上昇。平均点順にみると、網走の78.94点が最高で、釧路の78.92点、室蘭の78.91点などと続いた。
 1点刻みの分布状況をみると、最多の「79点以上80点未満」に次いで、「78点以上79点未満」が35.5%に当たる245社に。「80点以上81点未満」は11.2%に当たる77社で、2.5ポイント上昇。「81点以上82点未満」は0.4%に当たる3社だった。

 一方、業務は、プロポーザルの選定段階、総合評価落札方式における業務成績評価基準に基づき、業種別に業務成績平均点の分布を集計した。
 土木関係コンサルをみると、評定対象業者数は158社で、6社減少した。得点区分別にみると「77点以上80点未満」が最も多く96.8%で、153社が該当。構成比は1.4ポイント縮小した。一方で「80点以上」は3.2%の5社で、2ポイント拡大した。
 測量の評定対象業者は172社で、1社減少。「77点以上80点未満」が最多で67.4%、116社が該当した。構成比は6.7ポイント拡大した。「74点以上77点未満」は32.6%、56社となり、6.7ポイント縮小した。
 業種ごとの2ヵ年平均点をみると、土木関係コンサルは0.12点上回る78.55点、測量は0.27点上回る77.22点、地質調査は0.02点上回る77.92点などとなった。

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