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前年度比 40件減、753件/室蘭が最多124件、札幌118件/22年度建管工事総合評価

2023/06/29付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、全道10建管の発注工事における2022年度総合評価落札方式実施状況をまとめた。実施件数は前年度実績を40件下回る753件。標準型の件数は変わらず、簡易型が減少した。建管別の実施件数は、室蘭が最多の124件で、札幌が118件、函館が108件などと続く。タイプ別でみると、施工計画審査タイプⅠ型、専門工事タイプ(舗装型)などの実施件数が増加している。

 22年4月1日からことし3月31日までに契約した請負工事を対象としたもの。全道10建管の実施件数は753件。前年度実績と比較して40件減少した。
 標準型は変動がなく1件、簡易型が40件減の753件に。簡易型のうち、施工計画審査タイプⅠ型は10件増の32件、専門工事タイプ(舗装型)は10件増の172件などとなっている。
 施工実績審査タイプは、通常型、地域型のほか、専門工事において、舗装型、電気型、工場製作型、橋梁上部架設型を適用。前年度に2件実施した特例型はゼロだった。実施件数が最も多いのは通常型で、39件減の505件に上っている。総合評価落札方式の適用工事に占める割合は1.5ポイント下降し、67.1%となった。
 建管別の実施件数は、室蘭、札幌、函館のほか、旭川が89件、小樽が77件などとなっている。
 建設部は、価格に加え企業の実績や品質確保に資する技術提案などを総合的に評価する総合評価落札方式を今後も適切に活用していく方針。さらなる充実に向けた検討なども進めることとしている。

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