工事 ４５８件、５８８億執行／委託は６６６件、９９億に／道農政部 道営農業６月末発注実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２３年度６月末発注実績をまとめた。工事は４５８件、５８８億８００万円を発注。前年度同月との比較では、件数で１８件、金額で２３億１００万円下回っている。委託業務は６６６件、９８億６１００万円を執行。件数で２５件、金額で４億４９００万円下回った。
　ことし３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務共に消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　振興局別にみると、工事の発注件数は空知が最多の１１８件で、次いで十勝が７４件、オホーツクが７３件、上川が６４件など。空知、胆振、渡島、檜山、オホーツクの５振興局で前年度同期を上回った。
　金額についても空知が１８５億１０００万円で最多。このほか、オホーツクが９７億３８００万円、十勝が８３億８５００万円などと続く。空知、渡島、檜山、宗谷、根室の５振興局が上回った。
　委託業務は、空知が１９８件、２９億８０００万円で件数・金額いずれも最多に。十勝とオホーツクは９２件で、金額がそれぞれ１６億７５００万円、１０億６１００万円、上川は８９件で１２億１９００万円だった。件数で５振興局、金額で６振興局が上回っている。