０.５P下降 ８５.３％／本紙集計 ８開建と本局下回る／開発局 ６月末業務平均落札率

　開発局所管発注業務における２０２３年度６月末平均落札率が、本紙集計でまとまった。全体では８５.３％となり、前年度同期と比べて０.５ポイント下降。小樽、帯広を除く８開建と本局で下降した。業種別にみると、土木関係コンサルは０.５ポイント下回る８５.９％、測量は同率の８３.４％、地質調査は０.４ポイント下回る８４.９％などとなっている。
　プロポーザル方式や随意契約を除く１００万円超の業務を対象に、平均落札率を算出。対象件数は１１５９件で、前年度同期を５９件下回った。
　業種別にみると、測量は８件下回る１８２件、土木関係コンサルは４９件下回る８２５件、建築関係コンサルは１件上回る１５件、補償関係コンサルは７件下回る５５件、地質調査は４件上回る８２件だった。
　業種別の平均落札率は、測量、土木関係コンサル、地質調査のほか、建築関係コンサルは２.４ポイント下回る８１.５％、補償関係コンサルは１.７ポイント下回る８４.５％だった。
　全体の平均落札率を部局別にみると、小樽、帯広を除く８開建と本局で下降。本局は１.８ポイント、旭川と室蘭は各１ポイント、札幌は０.８ポイントそれぞれ下回っている。
　土木関係コンサルをみると、小樽、網走、留萌、稚内の４開建で上昇。函館は１.４ポイント、旭川は１.２ポイント、札幌は１.１ポイント下降した。
　測量は、小樽、旭川、室蘭、釧路、帯広の５開建で上昇。本局は２.２ポイント、留萌は２ポイント下降する結果となった。