柿崎局長 引き続き力発揮して／たゆまぬ努力 優秀な成果称賛／開発局 優良工事等表彰局長表彰

　開発局は２６日、札幌第１合同庁舎で２０２３年度優良工事等表彰の局長表彰式を挙行した。柿崎恒美局長が受賞者の代表者と技術者一人ひとりに表彰状を授与。たゆまぬ努力による優れた技術力で他の模範となる優秀な成果を収めた功績をたたえるとともに、本道の良質な社会資本整備と維持管理等に向けて受賞者のさらなる活躍に期待を寄せた。
　２３年度の表彰は、２２年度に完成した工事１４０９件および完了した業務２３９１件を対象に選考。局長表彰の工事部門は３０件で、岩田地崎建設（株）（札幌）など２７者３ＪＶ、重複を除く実数で３１者が受賞した。業務部門は４１件、（株）構研エンジニアリング（札幌）など４０者１ＪＶ、重複を除き３６者が栄に浴した。
　工事部門は宮坂建設工業（株）（帯広）が６年連続、伊藤組土建（株）（札幌）が４年連続、大北土建工業（株）（富良野）が３年連続受賞など。業務部門は、（株）開発工営社（札幌）が１７年連続、（株）構研エンジニアリング（札幌）が１５年連続、（株）ドーコン（札幌）と北海道開発技術センター（札幌）が１２年連続の受賞などとなった。
　式では、柿崎局長が受賞者に表彰状を手渡し「おのおのの現場条件に対応した工程管理や精度の高い品質管理を行ったことなど他の模範となる極めて優秀な成果を収めた」と高く評価した一方、時間外労働の罰則付き上限規制適用なども見据えた働き方改革の取組が急務となっていることを指摘。開発局としても担い手確保や生産性向上に資する施策を推進していることに触れ「これらの取組はこれからの建設業を担う若い技術者にとって飛躍の契機になるもの。建設業を持続可能なものとし、魅力あるものとしていくためにも引き続き皆さんの力を発揮していただきたい」と呼びかけた。
　今後に関しては「一層の技術開発や優れた人材の育成に尽力いただき、北海道総合開発計画の着実な推進とわが国の発展に向けて北海道の良質な社会資本の整備と維持管理のため、ますますの活躍を」と期待を寄せた。
　このあと、開発局幹部職員と受賞者による記念撮影を実施。受賞者たちは晴れ晴れとした表情で撮影に応じた。