入札公告 １月中～下旬ピークか／当初ゼロ国は今月本格化／１０開建の補正予算対象工事 － 本紙調査

　全道１０開建における２０２３年度補正予算対象工事の入札公告は、来年１月中旬から下旬にかけてピークを迎える見通しだ。本紙調査によるもので、例年とほぼ同様の傾向になるものとみられる。今月は、当初予算で設定したゼロ国債対象工事の公告が本格化する見込みとなっている。

　開発局は２３年度補正予算の成立を受け、１２月以降における所管工事・業務の発注見通しを公表。補正予算対象工事の内訳は、翌債２３７件、ゼロ国債５２件、事業加速円滑化国債１１件の計３００件となっている。
　当初予算のゼロ国債に関しては１４２件で、前回公表時からの追加分が大半を占めている。
　当初と補正を合わせた全体を工種別にみると、一般土木は２５２件で、Ａ等級３７件、Ａ・Ｂ等級７９件、Ｂ等級１０９件など。舗装は８７件で、Ａ等級４５件、Ａ・Ｂ等級４件、Ｂ等級３８件となっている。
　２３年度補正予算対象工事の入札公告は、例年同様、年明けから本格化し、１月中旬から下旬にかけてピークを迎えるもよう。今月は、当初予算で設定したゼロ国債対象工事の公告が本格化する見込みとなっており、各開建では鋭意作業を進めている。