首位 ルーラルエンジニア／本紙集計 発注者支援除く／振興局農業２３年度委託業務実績

　道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の２０２３年度委託業務業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は３６件、５億３９０６万円の（株）ルーラルエンジニア（深川）。２位以下をみると、２２件で２億５９０２万円の（株）北海道農業建設コンサルタント（札幌）、１２件で２億５７２８万円の北王コンサルタント（株）（帯広）などが続いている。受注総額は前年度比４.３％減の８６億４５００万円となった。

　消費税抜きの落札額ベースで集計。２２年度補正予算に係る案件は全額を計上した。２２年度実績も発注者支援業務を集計から除き、同じベースで比較している。
　受注業者数は、前年度を１２社下回る１８９社。受注総額は４.３％減の８６億４５００万円だった。
　上位３０社の顔ぶれをみると、前年度にランク圏外の（株）極東コンサルタント（札幌）は２６位、平田技術コンサルタント（株）（帯広）は２９位、（一財）経済調査会（東京都）は３０位に順位を上げている。
　１社当たりの平均受注額は１.７％増の４５７４万円となっており、金額では７８万円増加。平均を上回ったのは５１社だった。
　受注額が増加した業者は皆増を含め９６社で、このうち１４社が２倍以上伸ばした。２億円以上の受注は１社増の９社、１億円以上は２社減の２９社となった。