０.４Ｐ下降、８４.７％／本紙集計 ９開建で下降／開発局発注業務２３年度平均落札

　開発局所管発注業務における２０２３年度平均落札率が、本紙集計でまとまった。全体は８４.７％で、前年度と比較して０.４ポイント下降。本局と小樽を除く９開建で下降した。業種別では、地質調査が１ポイント、測量が０.４ポイント、土木関係コンサル、補償関係コンサルが各０.３ポイント下降している。
　プロポーザル方式や随意契約を除く１００万円超の業務を対象に平均落札率を集計した。
　対象件数は１６４５件。内訳は、測量３２３件、土木関係コンサル１０６３件、建築関係コンサル３９件、補償関係コンサル９９件、地質調査１２１件となっている。
　測量は前年度を０.４ポイント下回る８３.１％、土木関係コンサルは０.３ポイント下回る８５.２％、建築関係コンサルは０.１ポイント上回る８３.６％、補償関係コンサルは０.３ポイント下回る８６.７％、地質調査は１ポイント下回る８４.１％だった。
　全体の平均落札率を部局別にみると、本局と小樽を除く９開建で下降。函館は０.９ポイント、札幌、留萌は各０.５ポイント下降した。本局は０.５ポイント、小樽は０.４ポイント上昇した。
　土木関係コンサルは、本局と網走、稚内を除く８開建で下降。函館は１.７ポイント、旭川は０.７ポイント下降した。本局は１.９ポイント、稚内は０.９ポイント、網走は０.６ポイント上昇した。
　測量は、函館、小樽、旭川、稚内を除く６開建で下降。網走、本局は各２.２ポイント、留萌は１.２ポイント下降した。小樽は１.９ポイント、稚内は０.６ポイント上昇した。