土木Ａ ２.１Ｐ減８７.８％／一般土木 ２.２％減１１４８億円／道建設部 ２３年度工種別等受注動向

　道建設部は、建管発注工事の２０２３年度工種別・格付別受注動向をまとめた。一般土木のうち、Ａ１とＡ２を合わせたＡ等級の割合は、前年度から２.１ポイント減の８７.８％。内訳をみると、Ａ１、Ａ２共に４３.９％で、Ａ１が３.３ポイント拡大した。一般土木全体の受注額は１１４７億９０６４万円。前年度と比べて２.２％減少したものの、８年連続で１０００億円超を記録した。

　道建設部が設計変更の最終契約額で集計。債務負担など工期が複数年にわたる工事は２３年度支払額、ＪＶでの受注は出資比率分で案分した構成員ごとの金額を計上している。
　２３年度の全工種を合わせた受注総額は、１.６％減の１３５５億７９６７万円。金額では２２億８７０万円下回った。件数は１０件減少し、４１２件だった。
　一般土木は全て道内業者が受注。件数は１１８件減の１４９０件、金額は２５億３４０５万円減の１１４７億９０６４万円となった。１６年度から８年連続で１０００億円超を記録し、等級別の割合は、Ａが８７.８％、Ｂが１１.６％、Ｃが０.６％。
　Ａ等級は、Ａ１、Ａ２共に４３.９％で、前年度と比べると、Ａ１が３.３ポイント拡大している。
　舗装の受注総額は、７.４％減の８２億６８２７万円。Ａ等級の割合は９６.２％で、０.９ポイント拡大した。