追加 工事１８６件、委託１１６件／工事 釧路２９件、札幌２５件／１０建管が工事等情報を公表

　全道１０建管は、きょう１０日付で２０２４年度第６回工事等情報を一斉公表する。４日に成立した道の３定補正予算の建管配分を受けて編成したもの。本紙集計によると、今回の追加分は、工事が１８６件、委託が１１６件。建管別の工事の追加件数は、釧路が２９件と最多で、札幌が２５件、函館が２４件、小樽が１８件、旭川と稚内が１７件などと続いている。

　各建管は本年度、５回分の工事等情報を全て一斉に公表。１月１２日付で第１回、２月２９日付で第２回、３月２９日付で第３回、４月２６日付で第４回、８月７日付で第５回のデータを発出している。
　きょう１０日付で公表する第６回工事等情報は、工事が追加１８６件、変更４４件の計２３０件、委託が追加１１６件、変更６６件の計１８２件。建管別の工事の追加件数は、釧路、札幌、函館、小樽、旭川、稚内のほか、室蘭と網走が１６件、帯広が１５件、留萌が９件となった。
　主な工事をみると、函館建管は「浜松海岸外道単局部改良工事」を追加。浜松海岸の斜路１８メートル、内浦海岸の護岸１５メートルを主要工種に、１２月の発注を予定しており、工事費として７０００万円を試算している。
　旭川建管は「愛別当麻旭川線防災Ｂ（地方道）工事四丁目一号橋下部工」の内容を変更しており、Ａ１橋台１基や旧橋解体、歩道仮橋５０メートルなどを計画。２５年１月に発注する予定で、工事費として２億４０００万円を見込んでいる。