西村組 ４億円で首位／本紙集計 １億円以上２０社／振興局の水産土木上期業者別実績

　道の総合振興局・振興局水産課が発注した水産土木工事の２０２４年度上期業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、オホーツクや宗谷など５振興局から５件を受注した（株）西村組（湧別）で、受注額は３億９５２６万円。次いで、８件の（株）富士サルベージ（函館）が３億７８８３万円で２位、５件の（株）中田組（稚内）が３億１４４２万円で３位につけた。受注総額は、前年度同期比１８.２％減の６６億５２００万円だった。

　設計変更を含まない速報値で、金額は消費税抜きの落札額ベース。２３年度の翌債およびゼロ国債は全額計上し、ＪＶでの受注は出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は前年度同期を５社下回る８９社。受注総額は６６億５２００万円で、１４億８０００万円の減となった。
　上位業者の顔ぶれをみると、前年度に３０位圏外だった安田建設（株）（枝幸）が９位、葵建設（株）（釧路市）が１７位、星組渡辺土建（株）（森）が１８位、協成建設工業（株）（岩内）が２３位、池田建設（株）（様似）が２６位、岩倉建設（株）（札幌）が２９位に順位を上げた。
　受注額が２億円以上の業者は２社減の５社。１億円以上は６社減の２０社に上った。