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補助暗渠で歩掛新設/基準日12月19日以降適用/土地改良等積算基準を改正 - 道農政部

2024/10/02付 DOTSU-NET NEWS
 道農政部は、土地改良事業等請負工事の積算基準等を一部改正した。歩掛は、暗渠排水工の「バックホー掘削(補助暗渠)」など5項目を新設し、農地造成改良工の「深耕及び反転客土」など8項目を廃止。最新設計単価の対象工事は積算基準日が12月19日以降、対象外工事は2025年2月20日以降の工事に適用する。

 同部では、農林水産省土地改良事業等請負工事積算基準改正資料、国土交通省施工合理化調査などに基づき積算基準を改正。独自調査として、現行歩掛との乖離がみられる項目についても見直しを図っている。
 今回の改正では、国交省に準じ「泥水運搬工」「排水材設置工」「舗装版削孔工」の3項目で歩掛を新設。部独自の歩掛新設は「バックホー掘削(補助暗渠)」と「客土帯設置工」の2項目となっている。
 このうちバックホー掘削は、平均掘削深0.4メートル以上0.7メートル未満の補助暗渠排水溝掘削作業に適用するもの。作業条件は「標準」のほか、過湿等で地盤状態が不良または転石混じり・固い地盤等によって連続した作業が期待できない場合の「障害あり」で区分している。
 一方、歩掛の廃止は「砂利道路面処理工」「深耕及び反転客土」「透水渠掘削」「混層耕(Ⅱ)」「トレンチャ掘削溝埋戻し」「モミガラ袋詰」「モミガラ4~4.5トントラック大運搬」「暗渠排水溝モミガラ投入」の8項目とした。

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