トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

企業等の水需要把握/苫工水確保へ聞き取り/3定道議会予算特別委

2024/10/01付 DOTSU-NET NEWS
 道経済部の安彦史朗産業振興局長は9月30日の第3回定例道議会予算特別委員会で、苫小牧工水における用水確保について「現在、給水を希望する企業などに対し、企業局と経済部が連携して水需要の把握のための聞き取り調査を行っている」と説明した。苫小牧市や(株)苫東といった関係機関と連携しながら既存企業の将来に向けての水需要や将来的な企業の立地動向とその需要の把握に努め「企業の円滑な立地に向けた必要な対応を検討していく」と述べた。小林千代美委員(民主・道民連合)の質問に対する答弁。
 苫小牧工水の現時点での契約済み水量は、第1施設と第2施設を合わせた給水能力20万立方メートルに対し、ラピダス社への給水量を含め日量約17万5000立方メートル。未契約水量は日量約2万5000立方メートルとなっている。
 現在は、苫小牧地区で複数の企業から新規給水や増量の問い合わせが寄せられており、給水を希望する企業などを対象とした供給時期や使用水量の聞き取り調査を実施中。地域における水需要を把握した上で、管路等の改修の必要性を含めて検討していく。
 新たな給水の申し込みに対して管路等の改修が必要となった場合、工業用水道の分担金等の徴収に関する条例に基づき、新たに給水を受ける企業に応分の負担を要求。
 今後も、改修が必要となった場合には既に給水を受けている企業との公平性の観点から同様に対応するとしている。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

3231件、3811億/本紙集計 9月単月207件、180億/主要発注3機関9月末工事発注状況

2024-10-01付 DOTSU-NET NEWS

 開建、建管、振興局農業―道内主要発注3機関の9月末工事発注額は、本紙集計で3231件、3811億1929万円余りに上った。前年度同期と比べ、件数で88件、金額で4079万円下回っている。開建と建管は件数が減少した一方、金額は増加。振興局農...

公告予定月を記載へ/業界等の要望踏まえ10月から/工事等発注見通しで開発局

2024-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、所管工事・業務の発注見通しの公表に際し、入札公告予定月を記載する方向で調整している。これまではWTO対象案件のみに限定していたが、関係業界団体等からの要望を踏まえ取組を拡大。10月以降の発注見通しから公表する方針で、所管事業執行...

道内橋梁 Ⅲ判定以上507橋/国交省 4506橋対象に調査/道路メンテナンス年報23年度点検

2024-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省の道路メンテナンス年報に基づく、本道分の2023年度点検結果が本紙集計でまとまった。開発局、東日本高速道路(株)北海道支社、道、市町村管理施設を対象としたもの。点検結果をみると、橋梁に関しては、計4506橋を対象に調査し、早期措...

400件、開催率16.8%/発注、開催件数は前年上回る/道建設部 23年度三者検討会

2024-09-27付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は2023年度における三者検討会の実施状況をまとめた。対象案件の発注は2387件で、開催件数は400件。開催率は16.8%だった。前年度と比べ、発注件数で413件、開催件数で35件上回った一方、開催率では1.7ポイント下回った。開...

建設DXの理解促進へ/岡崎氏(荒井建設)が教員に講演/道建設部と道教委が初のセミナー

2024-09-27付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部と道教育委員会は26日、教員向け建設DX理解促進セミナーをオンライン開催した。普通科高校などにも間口を広げ、進路指導担当教諭や教育局のキャリアプランニングスーパーバイザーらを対象に建設業への理解促進を図る新たな試み。荒井建設(株)...

生コン 供給量不足が深刻化/TN工事対象の出荷ピークで/新幹線工事の沿線地域一部現場

2024-09-26付 DOTSU-NET NEWS

 北海道新幹線札幌延伸に係る工事が最盛期を迎えた中、沿線地域における一部の工事現場では、生コンクリートの供給量不足が深刻化している。トンネル工事を対象とした出荷がピークに差しかかっていることから、道南圏を中心に国や道などが所管する工事への供...

社会課題の解決中核に/重点目標案 基盤強化など4点/国交省 社重点見直しの方向性

2024-09-26付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は25日、東京都内で第52回社会資本整備審議会計画部会・第50回交通政策審議会交通体系分科会計画部会合同会議を開催した。社会経済情勢の変化等を踏まえた社会資本整備重点計画(以下、社重点)の見直しの方向性を提示。重点目標案は「強靱...

試行へ可能性を検討/情報収集、課題整理に注力/道 ハイブリッドダムの取組

2024-09-25付 DOTSU-NET NEWS

 道は今後、ハイブリッドダムの取組に関し、具体的な検討を進めていく方針だ。近年の気候変動に適応し、カーボンニュートラルにも対応する観点から、治水機能の強化と水力発電の促進の両立を目指すもの。国の動向を注視しながら、情報の収集と課題の整理に力...