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総括表軸に構成見直し/国交省 スリム化へ検討/3次元計測技術の出来形管理要領

2024/10/02付 DOTSU-NET NEWS
 国土交通省は、3次元計測技術を用いた出来形管理要領案のスリム化に向けて検討を進めている。毎年度の工種拡大や計測技術の追加によって内容が複雑なものとなっていることから、受発注者が理解しやすいよう要領を再編。「総括表」を軸として、技術概要集などと連携する構成に見直すとともに、利用方法に関する説明資料の作成を行う。来年1月にホームページで公表し、4月1日から運用を開始する見通し。
 3次元計測技術を用いた出来形管理要領案については、毎年度の工種拡大や計測技術の追加により、2023年度時点で1164ページの要領に。24年度時点では1422ページに及ぶ膨大な内容となっている。
 国交省は、業界団体からの意見などをもとに、受発注者が理解しやすいような要領に再編する意向。重複部の削減と要領の構成の見直しを進めるとしていた。
 現段階では、総括表を軸として「別表1 工種別実施事項」「別表2 工種・計測技術別 計測性能一覧」「技術概要集」と連携する構成に見直しを行う。また、同要領の利用方法に関する説明資料も作成する。
 新たな要領案は、来年1月にホームページで公表。ICT導入協議会での議論も経て、4月1日から運用を開始する見込みとなっている。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

補助暗渠で歩掛新設/基準日12月19日以降適用/土地改良等積算基準を改正 - 道農政部

2024-10-02付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、土地改良事業等請負工事の積算基準等を一部改正した。歩掛は、暗渠排水工の「バックホー掘削(補助暗渠)」など5項目を新設し、農地造成改良工の「深耕及び反転客土」など8項目を廃止。最新設計単価の対象工事は積算基準日が12月19日以降...

3231件、3811億/本紙集計 9月単月207件、180億/主要発注3機関9月末工事発注状況

2024-10-01付 DOTSU-NET NEWS

 開建、建管、振興局農業―道内主要発注3機関の9月末工事発注額は、本紙集計で3231件、3811億1929万円余りに上った。前年度同期と比べ、件数で88件、金額で4079万円下回っている。開建と建管は件数が減少した一方、金額は増加。振興局農...

企業等の水需要把握/苫工水確保へ聞き取り/3定道議会予算特別委

2024-10-01付 DOTSU-NET NEWS

 道経済部の安彦史朗産業振興局長は9月30日の第3回定例道議会予算特別委員会で、苫小牧工水における用水確保について「現在、給水を希望する企業などに対し、企業局と経済部が連携して水需要の把握のための聞き取り調査を行っている」と説明した。苫小牧...

公告予定月を記載へ/業界等の要望踏まえ10月から/工事等発注見通しで開発局

2024-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、所管工事・業務の発注見通しの公表に際し、入札公告予定月を記載する方向で調整している。これまではWTO対象案件のみに限定していたが、関係業界団体等からの要望を踏まえ取組を拡大。10月以降の発注見通しから公表する方針で、所管事業執行...

道内橋梁 Ⅲ判定以上507橋/国交省 4506橋対象に調査/道路メンテナンス年報23年度点検

2024-09-30付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省の道路メンテナンス年報に基づく、本道分の2023年度点検結果が本紙集計でまとまった。開発局、東日本高速道路(株)北海道支社、道、市町村管理施設を対象としたもの。点検結果をみると、橋梁に関しては、計4506橋を対象に調査し、早期措...

400件、開催率16.8%/発注、開催件数は前年上回る/道建設部 23年度三者検討会

2024-09-27付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は2023年度における三者検討会の実施状況をまとめた。対象案件の発注は2387件で、開催件数は400件。開催率は16.8%だった。前年度と比べ、発注件数で413件、開催件数で35件上回った一方、開催率では1.7ポイント下回った。開...

建設DXの理解促進へ/岡崎氏(荒井建設)が教員に講演/道建設部と道教委が初のセミナー

2024-09-27付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部と道教育委員会は26日、教員向け建設DX理解促進セミナーをオンライン開催した。普通科高校などにも間口を広げ、進路指導担当教諭や教育局のキャリアプランニングスーパーバイザーらを対象に建設業への理解促進を図る新たな試み。荒井建設(株)...

生コン 供給量不足が深刻化/TN工事対象の出荷ピークで/新幹線工事の沿線地域一部現場

2024-09-26付 DOTSU-NET NEWS

 北海道新幹線札幌延伸に係る工事が最盛期を迎えた中、沿線地域における一部の工事現場では、生コンクリートの供給量不足が深刻化している。トンネル工事を対象とした出荷がピークに差しかかっていることから、道南圏を中心に国や道などが所管する工事への供...