大半は２３日付公表予定／２５年度第１回で年度明け発注分／２４年度補正盛り込む工事等情報 － １０建管

　新たな経済対策の裏付けとなる国の２０２４年度補正予算が昨年末に成立したことを受け、各建管は対象案件を盛り込んだ工事等情報の公表に向けた準備を進めている。道は今月１６日に開会予定の臨時道議会において、補助事業に係る補正予算案を上程することとしており、各建管は議決後速やかに詳細を固める方針。年度内発注分を本年度第８回、繰越案件を含む年度明け発注分を２５年度第１回として作成するもようで、大半の建管は２３日付での公表を予定している。

　道開発事業費における国の２４年度現年補正予算の総額は、事業費ベースで２５８２億８６００万円。うち補助事業には１６８１億６５００万円を積み上げており、工種別にみると、治水に１９５億８８００万円、道路整備に９８億３００万円、水産基盤整備に１４４億９３００万円、社会資本総合整備に２４５億９２００万円などを措置している。
　道は、これらに基づく補助事業分の補正予算案を編成し、１６日に開会予定の臨時道議会に上程する方針。
　議決後、各建管は対象案件を盛り込んだ工事等情報の公表に向けた準備を加速する。
　建管ごとに対応が異なることも想定されるが、年度内発注分を本年度第８回、繰越案件を含む年度明け発注分を２５年度第１回として公表する見通しだ。
　現時点では、いずれも２３日付の公表をめどに準備を進めているもよう。このほか、保守点検業務などの長期継続案件を盛り込んだ本年度第９回工事等情報を作成する考えで、今月最終週の公表が有力視されている。