現年 １３０７億、ゼロ国 ５２億／国直轄事業負担金は１２８億に／道 臨時道議会提案の補正予算案

　道は９日、１６日に開会する２０２５年度第１回臨時道議会に上程する補正予算案概要を発表した。国の２４年度補正予算の成立に伴うものを中心に編成し、現年補正分に１３０７億４４５８万円を計上。ゼロ国債分は５１億７４００万円、事業加速円滑化国債分は４億円、国直轄事業負担金は１２８億７００万円で、対策総額は１４９１億２５５８万円に上っている。

　補正予算案は、一般会計が１８６０億４５０５万円、特別会計が３億３５７６万円の計１８６３億８０８１万円。特別会計では、公共下水道に９２４６万円、流域下水道に２億４３３０万円を積み上げている。
　公共事業のうち、現年補正分をみると、農業農村に５３８億５２３２万円、水産基盤に１５２億１６１０万円、治山に３６億５２００万円、道路に１２３億８０３０万円、河川に１７５億３３０万円などを措置。国直轄事業負担金は、農業農村が４５億７４００万円、水産基盤が１５億８００万円、道路が３７億７１００万円、河川が２４億７５００万円などとなった。
　ゼロ国債は、農業農村に１２億２２００万円、水産基盤に２０億５６００万円、森林整備に１億７２００万円、治山に１７億２４００万円を充当。事業加速円滑化国債は、水産基盤に４億円を設定した。
　投資的事業では、道路に２２８億４２２２万円、街路に３億５９０万円の計２３１億４８１２万円を計上している。