開建 今月がピーク／建管、振興局農業は２月に／補正予算対象工事等の入札公告

　国における２０２４年度補正予算対象工事等の入札公告に関し、現在、開建所管分がピークを迎えている。道関係のうち、建管、振興局農業分は、例年の傾向を踏まえると、２月から本格化する見通し。開建分については、２５年度予算に係る工事の入札も３月にかけて順次公告される見込みとなっており、円滑な施工体制の確保が求められている。

　２４年度補正予算は昨年１２月１７日に成立。開発局では、例年、円滑な事業執行等の観点から速やかな情報提供に努めており、所管工事・業務の発注見通しを既に公表している。
　補正予算対象工事の内訳は、翌債２４９件、ゼロ国債４８件、補正国債７件の計３０４件。年度内の発注に向け、現在、各開建による入札公告がピークを迎えている。
　建管分に関しては、１６日開会予定の臨時道議会での予算成立後、２３日にも工事等情報を公表する運び。現段階では、年度内発注分と年度明け発注分に整理した形で公表する見通しとなっている。
　振興局農業分は、今月下旬に地域の整備要望に基づく工事等概要を公表する方針。３月に発注する翌債・ゼロ国債案件に加えて、２５年度当初予算に基づく４月以降発注分が公表の対象となる。
　流動的な要素を残すが、建管、振興局農業分とも入札公告は２月がピークとなるもようだ。
　このほか、各開建では２５年度予算に係る工事の公告も予定。補正予算対象工事と合わせ、切れ目ない発注が見込まれている。