首位は宮坂建設９９億円／本紙集計 受注総額４０７１億円／主要発注３機関２４年度

　開建、建管、振興局農業の道内主要発注３機関における２０２４年度工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、開建で２７件、９３億１５５５万円、建管で３件、６億３６０万円の計３０件、９９億１９１５万円を受注した宮坂建設工業（株）（帯広）。２位以下は、開建、建管、振興局農業で計２９件、７９億１８０４万円の（株）中山組（札幌）、開建、建管、振興局農業で計１８件、５２億２４５８万円の（株）砂子組（奈井江）などと続く。受注総額は、前年度実績と比較して横ばいの４０７１億３３００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２４年度支払分を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算した。
　受注業者数は、前年度実績と比較して４社減の１１２１社。１社当たりの平均受注額は、０.３％増の３億６３１９万円となっている。
　前年度に上位３０位圏外だった草野作工（株）（江別）は１３位、鹿島建設（株）（東京）は２２位、勇建設（株）（札幌）は２３位、大成建設（株）（東京）は２５位、日本高圧コンクリート（株）（札幌）は２８位に順位を伸ばした。
　受注額が１０億円以上となったのは２社増の１０２社、５億円以上は６社増の２４５社、３億円以上は同数の３７２社に。受注額が増加したのは皆増を含め５４９社、２倍以上受注額を増やしたのは８６社となった。