工事 ４８９件、６６６億円／委託は８１１件、１２６億円に／道農政部 道営農業９月末発注状況

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２５年度上期発注実績をまとめた。工事は全体で４８９件、６６６億２２００万円を発注。前年度同期と比べ件数で１０件下回ったものの、金額で２６億８６００万円上回った。一方、委託業務をみると、件数は３８件減の８１１件、金額は１５億２９００万円増の１２５億９６００万円となった。
　ことし３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務とも消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事の件数は最多の空知が１２９件で、このほかオホーツクが７０件、十勝が６７件、上川が６２件など。後志、胆振、日高、渡島、檜山、上川、留萌、宗谷、根室の９振興局で前年度同期を上回る結果となった。
　発注額は、２１４億６１００万円でトップの空知に、オホーツクが９０億４６００万円、十勝が８７億６３００万円、上川が７５億５８００万円などと続く。前年度同期を上回ったのは石狩、後志、胆振、日高、渡島、檜山、上川、宗谷、十勝、根室の１０振興局だった。
　委託業務も、空知が件数・金額とも最多の２３０件、３５億４７００万円を執行。以下、十勝が１３５件で２７億１１００万円、オホーツクが１０８件で１４億３０００万円、上川が１００件で１４億１５００万円などとなった。件数は３振興局、金額は７振興局で増加した。