建築局の２２年度業者別受注実績（道建設部まとめ）／工事１億以上は１１社減、３２社／委託の受注業者６３社まで減少

　道建設部は、建築局発注分の２２年度業者別受注実績をまとめた。工事では、２億円以上受注した業者が前年度から７社減の４社、１億円以上は１１社減の３２社。上位２０社のうち、道内業者は前年度を１社下回る１８社となった。一方、委託業務では３,０００万円以上の受注が横ばいの１社で、２,０００万円以上が２社減の５社、１,０００万円以上が５社減の１０社。上位２０社はすべて道内業者となっており、前年度から１社増加した。 　工事の発注総額は、前年度比３９.６％減の１４億７,２００万円。金額にして６８億５,３００万円下回った。受注業者数は、１２０社減の２４社となっている。 　上位２０社の受注額合計は、全体の３３.６％に当たる３５億１,３００万円。上位１００社では、８１.５％の８５億３,４００万円となった。 　上位業者をみると、首位は２億７,０００万円余り受注した中山組。２位以下は、日立製作所、伊藤組土建、山﨑建設工業などと続いた。 　委託業務の発注総額は２７.５％減の３億９,７００万円。受注業者数は３２社減の６３社となり、１００社を大きく割り込んだ。 　上位２０社の受注額合計は、全体の７２.２％を占める２億８,７００万円。上位５０社では、９６.７％の３億８,４００万円となった。 　業者別では、４,４００万円余りを受注した北海道日建設計が前年度に引き続き首位。２位以下は、札幌日総建、ハウ計画設計、都市設計研究所などと続いている。